引出のこだわり

引出にもいろいろなタイプがあり、使い勝手もそれぞれ異なります。

綺麗に整頓されたカトラリー

引出タイプのキッチンボードは収納した物が一目で見えてとても便利ですが、一般的な引出は全てを引き出すことができないので収納に無駄が出てしまいます。
ですが奥行きいっぱいまで引き出せ、無駄なく収納できるタイプの物もあります。 引出しはどこまで引出せるか、どこまで使えそうかもチェックしましょう。 引出内にきれいに収納できるようなオプションもありますので、間仕切りセットやカトラリートレーが使えるかも確認してみましょう。
引出だけではなく上部のスペースも製品によって違いがあります。 ダボ穴(棚板受けの金具穴)が多いほど隙間を有効活用することができるため、より多くの物を収納することができます。
またキッチンは毎日使うもので、皿やコップなどの出し入れは1日何度も行う日常的なことです。 キッチンボードの扉や引出の開け閉めをする回数は毎日の積み重ねで、一年で何万回にもなるでしょう。 これだけ頻繁に開け閉めするものだと耐久性も考慮しなければなりません。 可動部分は丈夫そうか、しっかり作られているか確認しましょう。
例えば扉を固定し開閉できるようにするスライドヒンジなどは普段注目される部分ではありませんが、とても重要な役割を果たす金物です。 ここがしっかりしていないと毎日の開閉に耐えられず壊れてしまい、使いづらいキッチンボードになってしまいます。 長年使うことになる家具ですので、多少乱暴に扱っても壊れないよう、丈夫に作られているかもチェックしましょう。
同じように引出も要チェックです。 強い力で引出を閉めてしまい大きい音が出てしまうのを避けたい、という方は結構います。 それを軽減するサイレントレールというスライドレールがあります。 これならゆっくり吸い込まれるように、スムーズに開け閉めをすることができますので、大きな音をたてたくない方にお勧めです。